この本の中で、
心を激しく揺さぶられる言葉に出会いました。
ちょうど6月に会期の同人書作展の題材を探していた時だったので、
衝撃や感動をはるかに通り越したその言葉を作品として残そうと迷わず決めました!
私が理想とする教室の在り方、理想とする講師像を
見事に言い表してくれている言葉だったので
うれしくてうれしくて、書くのがとても楽しみでした。
でも、
重大なことに気付いてしまったんです!
販売目的ではなくとも、
この作品には著作権が発生するってことを!!
著作権。。。
侵害。。。
訴えられたらどうしよう。。。
怖いよーーーーーーー!!
音楽にせよ、文章にせよ、
作者の没50年は著作権に守られています。
今までは古典を題材にしてきたので、
著作権については全く気にしていませんでした。
この本の著者である渡辺和子さんはまだ亡くなったばかり。
どうしよう。。。と思っていたところ、
師から「著作権申請をする」という方法を教えていただきました。
そんな方法があったなんて!
全然知りませんでした。
さっそく調べてみると、
著作権は必ずしもご遺族にあるとは限らないということが分かったので、
まずは出版社に電話をして事情を話し、
著作権はだれが持っているのかを調べてもらいました。
渡辺和子さんの著作権は
岡山県にある社会福祉法人 旭川荘にあると教えてもらい
問い合わせてみました。
事情を説明し、著作権申請をさせていただきたいと申し出たところ、
「渡辺先生のお言葉が作品を通して、
多くの方に届くのはとても嬉しいことです」
と、使用を快く承諾してくださいました。
これで心置きなく作品が書けるとほっとしました。
よかった〜。
会期は6月
私が心を激しく揺さぶられた言葉を、どうぞ楽しみにしていてくださいね!
第38回 同人書作展
会期:平成30年6月27日(水)〜7月8日(日)
会場:国立新美術館 2階展示室
※入場無料