※小筆のお手入れ方法の大人編は、この記事の最後にあります
葉っぱせんせいから
新小学3年生の子どもたち&ママさんに教えてあげたいことその③
今日は小筆のほぐし方&お手入れ方法だよ。
小学3年生から始まる毛筆の授業ではね、
名前を書くときは小筆を使うよ!
まずこの文字の違いを見てね。
どちらが読みやすいかな?
左は太くて堂々としてるけど、まるがつぶれちゃってるね。
右はどこもつぶれてなくて読みやすいよね。
左は、全部ほぐした小筆で書いた文字。
右は、穂先だけほぐした小筆で書いた文字。
小筆は全部をほぐして使う方法と、
筆の先っぽ(ほさきって言うよ)だけをほぐして使う方法があるよ。
穂先だけほぐすと太くなりすぎなくて書きやすいから、
新しい小筆を持ってる子は、まずは穂先だけほぐして使ってみてね!
もう全部ほぐしちゃったよ〜って子は、
書く時にしっかり筆を立てて、力を入れすぎないように書くといいよ!
毛の半分ぐらいで書く気持ちでね!
〜小筆のお手入れ方法(学校編)〜
学校の授業で使い終わった小筆は、
半紙に線を引きながら優しく墨を拭き取ります。
小筆を寝かせて持って、力を入れずにやさしくだよ〜!
何本か線を引いて、墨が薄くなったら
キャップを付けて筆巻に巻いてね。
※全部ほぐしてある小筆は、半紙用と同じ洗い方をしてください。
〜小筆のお手入れ方法(自宅&大人編)〜
まずはティッシュを水で濡らします。
下に引き下ろすような感じで
墨がついてる部分を優しく拭います。
小筆をクルクルまわしながら、
全ての面の墨を拭き取ってください。
優しく優しくですよ〜。
特に気を付けたいのはこの部分
↓
境目も優しく拭ってくださいね。
ある程度拭き取ったら、キャップを付けて保管します。
〜お母様へ〜
今回紹介させていただいた穂先だけほぐして使う方法ですが、
これは絶対というわけではありません。
私の指導経験上、
はじめて筆を扱う子どもたちは力のさじ加減が分からないので
全部おろした小筆で、
「力を入れすぎず毛の半分位を使う気持ちで」
と言っても上手くできない子がほとんどです。
だいたいみんな根元まで半紙につくように
力を入れて書いてしまい、その結果、文字がつぶれて
何これ。むずかしい。
鉛筆だったら書けるのに。
”習字ってつまんない”
こんな気持ちになります。
自分の名前だからこそなおさらです。
穂先だけしかほぐしてなければ、太く書くことはできないので
鉛筆で書く時のように形がとりやすくなります。
ほんの些細なことですが、
最初の頃に少しでも成功体験を積ませてあげることができたら
”習字って楽しい”になり、上達へ繋がると思っています。
筆の扱いになれてくれば、
全部をほぐした小筆で細く美しく書くことも可能です。
ぜひ試してみてください。
書道教室いろ葉
講師:書道家 田邉葉心 (ようしん)
・ユーカリ教室 千葉県佐倉市西ユーカリが丘1-15-14 8gu.village 1F
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《いろ葉の由来 》
「いろ」…それぞれが持つ”いろ”(個性)を大切に
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8…Ha=Happy!
8gu…育む&ハグ♡
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